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ノートはいつのときのため?

九州大学 医学部 生命科学科 4年 ああそうか特派員

ノートの使用用途
重要なところと間違えるところをまとめたノート

POINT1完全に内容を忘れた自分に伝えるノートをつくろう

学校で習ったことは定期テストをするまで覚えているが、次の範囲を習っているときには前に習ったことが思い出せず、困った人も多いのではないでしょうか。自分の体験では特に無機、有機、高分子のところでそうなってしまって、模試の前に大慌てで問題を解いて取り戻そうとし、結局基礎が思い出せなくて何回か痛手を負ってきました。また授業用ノートを見直しても、なぜそうなるのかがわからなくて、もう一回テスト前に参考書を開いて記憶を頼りにノートに付け足すのに結構時間を使ってしまって、試験前の勉強の時間を無駄にしてしまうことが多々ありました。以前習った内容を完全に忘れた自分を想定し、なぜそうなるのかの理由を書いておかないと後でなぜ?ってなりがちです。なんでそうなるのかがわからない場合は積極的に先生に質問しに行きましょう。

ノートイメージ①

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POINT2まとめノートをつくろう

私は普段の授業ノートを参考書のように使い、まとめノートは試験の前に見返すためのノートとして作っていました。授業ノートを試験前に見返す時間をとるのはさすがに厳しいからです。まとめノートを見てわからないところがあれば、授業ノートに戻りましょう。まとめノートもなぜそうなるのか、理由付けをして覚えましょう。また、試験で間違えたところをどんどんまとめノートに追加していくとよいと思います。間違えたところは、理解が足りないところです。まとめてみて、もう一回考え直すことも重要でわかっていないところが新しく見つかることも往々にあります。

ノートイメージ②

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ADVICE
ノートの取り方は様々で、自分に合うものがあればそれでよいです。良いなと思えば取り入れてみるのも良いかもしれません。私はすぐに忘れてしまうので、こういう方法をとってきました。まとめてやると大変なので、少しずつやっていきましょう。できれば習ったその日のうちにするとよいです。入試の時もそれを持って行くことをおすすめします。納得できる頑張って作ったノートなら、きっと自信にもなり、実力にもつながっているはずです。わからないところは、先生か友達に聞きましょう。私は現役時代に先生に質問に行くことができず、ネットで調べたり、参考書を見たりしていましたが、一番は先生に聞くことだと思っています。一度聞きに行ったら、次も聞きに行けます。勇気を出しましょう。

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