見やすさ&復習しやすさ重視のノート術
埼玉大学 経済学部 4年 N.O.特派員
ノートの使用用途
- 予備校の授業用ノート
POINT1付箋でノートを一発検索できるように
テキストの復習をしたり、違う参考書を解いていると最中に授業用ノートの該当箇所を確認したいとき、どこにそのページがあったのか忘れてしまうため、付箋を貼って一目でわかるようにしていました。普段の授業では第何講目かを「12」など数字のみで、講習では「夏3」のように書いて、最低限の情報で簡単にそのページを探せるようにしました。私は、何講目で三角関数について取り組んだかなどを覚えていたのでその情報だけで十分でしたが、わからないときは「三角関数」「数列」などと書けばより分かりやすいと思います。
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POINT2使う色を三色にして、情報を明確にする
ノートをとるときは黒、赤、青の三色しか使わないようにしていました。色が多すぎるとどこが重要かわからなくなってしまったり、ごちゃごちゃしてノートが見にくいなと感じたからです。先生が使う色に合わせていたのもありますが、赤が一番重要な部分、青が二番目に重要な部分、黒はそれ以外と分けて使っていました。そうすることでどこが重要なのかが一目でわかるようになります。
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POINT3先生が板書していない部分もメモを取る
先生が板書した部分はもちろんですが、自分で間違えやすいと感じている部分や、先生が授業中におっしゃったことをメモしていました。そうすることで、復習するときに授業中に自分がどのように考えたか、自分がミスしやすいところなどを確認することができました。自分だけの参考書を作るイメージで、気になったところはどんどんメモをしていったほうがいいと思います。
- ADVICE
- 私は、復習するときにいかに使いやすいノートにするかが大切だと考えています。予備校のテキストに載っている問題はいい問題が多いので、何度も復習して解き方まで頭で完璧に理解することが成績をあげる近道となるでしょう。そんな時、見やすく使いやすいノートであれば、自分の勉強へのモチベーションも上げることができ、勉強しやすくなります。一方、気を付けていたことは、あまり丁寧にノートをとりすぎないようにすることです。授業中は先生の発言を聞き漏らさないようにして、復習時にノートを生かすようにしたほうがより良い勉強になると思います。