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石灰・大理石産業はどの様にして赤坂地区に関わりつづけてきたのか
研究・卒論・ゼミの内容
私が高校生まで過ごした地元の地区は標高にして217メートルの山があり、数多くの化石が発掘される事で知られています。
また、その山は良質な石灰岩や大理石が多く産出出来る事からも江戸時代の終わり、明治時代のはじめから採掘が行われています。現在においては石灰産業がまだまだ盛んであり、多くの石灰製造会社が存在をしていて主要産業として石灰岩の複数の採掘場や関連の事業所が存在をします。大理石産出関連会社においては数は少なくなったものの現在でも複数の会社が存在をしています。
この様に化石、石灰、大理石の採掘において恵まれている地区は全国的にも珍しく、地区の住民の生活を支えている地区は珍しい地区ではないかと思われます。そこで、これら鉱山が地区においてどのような存在であるかを探っていき、その中において石灰産業や大理石産業をはじめとした環境的要因や産業的要因をを中心に発展、住生活を支えてきたかを探っています。
あなたの研究テーマや卒論・ゼミ・専攻で扱ったテーマなどの魅力やおもしろさ
私の出身地でもある地区では古くから( 1800年代)近くに有る山において産出される石灰を地場産業として街を支えています。その石灰業を営む企業は多数存在しており、中には何代にも渡って営んでいる企業も有ります。この石灰業は地区においてどのような存在となっているのか?また、その産業構造はどうなっているのかを研究していき、 地区の石灰業について様々な角度によって捉えています。そして、石灰業が人々にどのような影響を与えているのかも現地の状況を踏まえながら捉えていきたいと感じています。また、これまでの産業の歴史を振り返っていきつつ、(歴史的な資料を用いて)取組んでいます。