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文学

※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。

何を学ぶの?

文学を通じて人間の本質を探る

小説や詩、戯曲、随筆など、人々が創り上げてきた言葉の文化。文学は、こうした作品を読むことを通じて、人間の本質を探っていく。作品をどう解釈するか、作者が伝えたかったメッセージは何か、その時代の社会背景や歴史、作品に使われている表現の意味や文法などを研究する。
日本文学系では、高校で学ぶ『源氏物語』などの古典文学から夏目漱石や三島由紀夫の小説といった近現代文学まで、さまざまな時代の作品を学ぶ。和歌や俳句、歌詞やアニメ作品について研究することもあり、扱うジャンルは幅広い。
外国文学系には、英米文学、ドイツ文学、フランス文学や中国文学などがある。いずれも作品をその国の言葉で理解するための語学力も身につけていく。

大学選びココがポイント

文学は研究対象が幅広く、作品へのアプローチ方法も多岐にわたるため、大学ごとに特色がある。特に外国文学系では、英米文学を学べる大学は多いが、その他の地域の文学を学べる大学は限られる。教授陣の専門分野やカリキュラムが自分の興味・関心のある分野と合っているかを確認しておこう。

先輩たちの時間割

大阪公立大学 文学部 3年 M.M.特派員の時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 現代の経営 ジェンダー論入門
2限 国語国文学Ⅱ ポピュラー文化論 国語学基礎論 教育史
3限 神経・生理心理学特論 国文学史A 中国語中国文学概論Ⅱ 国語国文学購読Ⅲ
4限 教育学概論Ⅱ 国語国文学購読Ⅰ 文化資源特論Ⅰ Sophomore EnglishⅠ
5限
6限
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※2年次前期の時間割

おもしろい講義 「国語国文学講読Ⅲ」

平安文学の崩し字解読から語釈をつけて内容理解をするところまでをそれぞれで行い、授業でそれを発表(1回で1~2人ぐらい)する演習形式です。国文学を専修している人以外でも履修が可能な授業なので、気負いすぎずに取り組むことができました。

こんな研究しています

早稲田大学 教育学部 国語国文学科 卒業 さくら特派員

『万葉集』における大津皇子関連歌群の採録理由について

『万葉集』に再録される歌には『万葉集』の創作目的・意図に沿ったストーリー性が付与されていると考え、左記観点から大津皇子作歌の歌群が『万葉集』に採録される理由を検討した。

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