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政治・政策学

※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。

何を学ぶの?

社会の問題を明らかにし、解決策を探る

政治学は、社会で発生する対立や利害関係を調整し、よりよい社会秩序の形成をめざす学問だ。政治思想や政治哲学、政治史などの理論分野を学び、選挙や外交問題など国内外のさまざまな政治現象を分析・研究する。

現代社会のあらゆる問題・課題を多様な視点から考え、解決するための政策を立案し効果を分析する政策学も注目されている。政府や地方自治体の政策を学ぶ「公共政策」、まちづくりに関する政策を学ぶ「都市政策」、温暖化や資源・エネルギー問題を考える「環境政策」などの分野がある。地域の特性を生かした産業育成や伝統文化の保護などの地方創生・地方再生といったテーマを扱う大学もある。

大学選びココがポイント

政治学は法学部や政治経済学部、政策学は総合政策学部、政策学部などのほか、政策系の学科をもつ大学でも学べる。大学によって得意分野が異なるので、どの大学でどの領域を専門的に学べるのか、大学案内などでよく調べておこう。

先輩たちの時間割

中央大学 法学部 3年 H.Y.特派員の時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 外書講読
2限 政治史A ジェンダー政治論 メディア表現論
3限 政治思想史B 都市政策論
4限 社会保障法 メディア政策論 アメリカ政治論
5限 政治過程論
6限
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※3年次前期の時間割

おもしろい講義 「政治史A」

近現代の日本史を扱うのですが、高校までの学習よりもはるかに深く学習できるため、高校までに疑問だった箇所が解消され非常に楽しく面白いです。

こんな研究しています

早稲田大学 政治経済学部 政治学科 卒業 sengoku38特派員

首都圏における持続可能な道路交通環境  ―「三環状道路」の活用によるアプローチ―

首都圏内に存在する道路の多くは慢性的な渋滞に悩まされており、その原因の一つとして高速道路ネットワークが未完成であるということが挙げられる。50年以上前に「中央環状線」「外環道」「圏央道」からなる三環状道路の建設が正式決定されたにもかかわらず、それらが未だに全通しないことで首都圏内の至る所で渋滞が発生し、円滑な道路交通が実現できずにいるのである。首都圏内の道路交通が「脳梗塞」を起こしている現状を打開するためには、まずは三環状道路の全通が最優先であるといえる。
他方、三環状道路は渋滞解消の解決策としての効用のみならず、既に開通している高速道路の修繕に際しても大きな役割が期待できる。首都高速道路をはじめ、首都圏を通る多くの高速道路の区間で修繕の必要性が高まる中、三環状道路が当該区間の改修工事にあたって迂回路として機能することが望める。このように、三環状道路の全通によって渋滞解消と迂回路の確保という2つの課題が一挙に解消されることで、首都圏における持続可能な道路交通環境が実現できると考えられる。

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